コラム vol.5 春の訪れを寿ぐ「上巳の節句」の物語 - 節目を愛でる、大人のひな祭り -

コラム vol.5 春の訪れを寿ぐ「上巳の節句」の物語 - 節目を愛でる、大人のひな祭り -

【Salon de lily Column Vol.5】
春の訪れを寿ぐ「上巳の節句」の物語
- 節目を愛でる、大人のひな祭り -

立春を過ぎてもなお、張り詰めたような冷たい空気が肌を刺す2月。
けれど、ふと見上げた梅の枝には小さな蕾が膨らみ始め、季節は確実に春へと歩みを進めています。

あと1ヶ月もすれば、3月3日「ひな祭り」。
女の子の健やかな成長を願う日として親しまれていますが、本来は「上巳(じょうし)の節句」と呼ばれる、季節の節目を祝う大切な行事であることをご存知でしょうか。

日本には、江戸時代に定められた「五節句」という美しい文化があります。
1月7日の「人日(七草の節句)」から始まり、3月3日の「上巳」、5月5日の「端午」、7月7日の「七夕」、そして9月9日の「重陽」。
これらに共通するのは、季節の変わり目に旬のものを神様に供え、食すことで邪気を祓い、無病息災を願うという祈りの心です。

忙しない日々の中で、こうした「節目」を意識することは、乱れがちな心と体をリセットする良い機会になります。
特別なご馳走を用意しなくとも構いません。
春の陽気を感じさせる美しい器を並べ、桃の花を一輪飾る。
そんな少しの「設え(しつらえ)」があるだけで、日常は驚くほど豊かに、鮮やかに色づき始めます。


今日の「サロンドリリー」のご紹介

本日は、そんな桃の節句のテーブルを華やかに彩る、おすすめの白磁を3つご紹介いたします。
ひな祭りまであと1ヶ月。
当日に向けて、ご自身や大切な方のために「ハレの日の器」を仕立ててみませんか?

Sakuraレリーフ豆皿

Sakuraレリーフ豆皿 (2個セット)

桜の花びらを模したレリーフが、光を受けるたびに繊細な陰影を落とす豆皿。
そこにあるだけで春の香りが漂ってくるような、愛らしい佇まいです。ひな祭りの食卓に、薬味や小さなお菓子を乗せて。

★サロンドリリー店長のおすすめポイント
嬉しい2個セットで、非常にリーズナブルな価格も魅力です。ご自宅用としてはもちろん、ペアで作って春のギフトにされるのもおすすめ。小さいながらも存在感のある、使い勝手の良い一枚です。

幸せを招く末広がり扇プレート

幸せを招く末広がり扇プレート -Sensu-

「末広がり」の形は、古来より繁栄や開運を意味する吉祥文様。
置くだけでテーブルに「和の格式」と「モダンな風」を運んでくれる、特別なフォルムです。ちらし寿司や前菜を盛り付ければ、料亭のような一皿に。

★サロンドリリー店長のおすすめポイント
変形皿は難しく見えますが、実はただ置くだけで食卓が優雅に決まる「魔法のアイテム」です。和柄の転写紙はもちろん、あえてモダンな柄で洋風に仕上げるのも素敵です。

輪花皿 -Rinka-

輪花皿 -Rinka-(フラワープレート)

大輪の花が咲いたような、華やかでリズミカルなリム(縁)のデザイン。
お料理を優しく包み込むような形状は、春の祝宴にぴったりです。メインディッシュからデザートまで、何を乗せても絵になる万能なプレート。

★サロンドリリー店長のおすすめポイント
リムの部分がはっきりとしているため、縁取りのデザインや金彩を施すのがとても楽しく、「貼りごたえ」のある白磁です。作品作りの醍醐味を存分に味わっていただけます。

季節の行事を丁寧に過ごすことは、自分自身を大切にすること。
お気に入りの器とともに、心穏やかな春の訪れをお待ちいただけますように。